昨日ふと考えたこと。
世の中には偶然なんてものは無いんじゃないか?
どう考えても偶然としか思えないことも、必然なんじゃないか、と思えてならない。
最初に海を渡った先祖
またまたややこしい親戚の話なんですが。
私の5代上に藤右衛門さんという人がいます。
1814年生まれです。
ペリーが浦賀に来た時39歳です。
この人の孫が1898年にハワイに移民として渡った訳です。
その後子孫がハワイとアメリカで増えていきました。(それ以外の国にも子孫がいても私は驚かん!)
この人達はもう立派にアメリカ人です。
けれど日本語を学んだり、日本人と結婚したりと、なんだかんだいって日本と縁が深いです。
日本にルーツがあるんだから、当たり前か。
海を渡りたくなる血筋なのか
当然ですが、藤右衛門さんの多くの子孫は、日本で増えていきました。
時は流れ第二次世界大戦後、日本に残った子孫の中からもアメリカに渡った人が3人も出ました!
全員、国際結婚をしています。
そのうちの2人が存命です。
こういう経緯で世界中に散らされた(ちょっと言い過ぎか)子孫達が、2020年の夏以降繋がっていったのです。
この繋がり方が凄い!
ファミリーサーチ
事の始まりは、アメリカ組の子孫達がモルモン教徒であったこと。
モルモン教は先祖のバプテスマ(洗礼)の為に、家系図を作ります。
それがファミリーサーチという、巨大な家系図サイトです。
ファミリーサーチは、一般の人も使うことができ、私も使っています。
話は戻って、アメリカ組の若い子孫が5年前に日本にやってきて、先祖の戸籍を持ち帰りました。
そしてその内容を、家系図サイトファミリーサーチに書き込みます。
その2年後、日本組の子孫(私)が先祖探しにハマります。
先祖探しにはファミリーサーチだというネットの情報を得て、早速登録。
ファミリーサーチに藤右衛門と名前を入力したところ、『その人既に登録されてるよ』というメッセージが出て私大混乱。
なんで5代も上の先祖の名前が入力されてるんだ?
私以外にもちょっとおかしな親戚がいるのか?
いるのかもしれないなぁと思い、メッセージ機能を使い連絡をとってみた。
そしたらアメリカ人から返事がきちゃった、これが子孫達が繋がり始めた最初です。
私が先祖探しを始める前に、アメリカ組は日本に来て戸籍を持ち帰っているのです。
私がファミリーサーチを始めた時には、既に沢山の日本の先祖の名前が載っていたわけです。
だからこうなった、という事です。
始まったアメリカ組との交流
こうしてアメリカ組と私の交流が始まった訳ですが、これもタイミングがよかった。
アメリカ組の主たるメンバーはアニーといって、このブログにも何度か登場しています。
アニーは75歳ですが、まるでコンピューターおばあちゃんです。(わかる人だけわかってくれればいいです)
パソコンやスマホの翻訳機能を使い、胸焼けしそうな頻度で私達は連絡を取り合うようになったのです。
まだまだ広がる子孫の繋がり
ここまででなら、単に偶然だよねという話なんですが、この先もあるのです。
ハワイに残った子孫や、戦後に国際結婚でアメリカに渡った人達とも繋がっていくのですよ。
この辺で止めておかないと、もっと広がってしまうと思い、これ以上の子孫探しはしていません。
でも止まりませんが。
ちょっと長くなり過ぎましたね、この続きも時空を超えた偶然につぐ偶然で面白いので、体力がある時に書きたいと思います。
こんな個人的な話を最後まで読んで頂きありがとうございました。