全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

自傷に一生懸命だった頃からの、アッと驚く大転換!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

どうしてこんなことになったのか?
やりたいことに、楽しいこといっぱい。
きっかけは何だったっけ?


もともと古い時代や、古い物が好きな方ではあった。
何年も前から自分の先祖に興味もあった。
古い戸籍を辿った人のブログを読んだ時は、いつか自分もやってみたいと思った。
いつかやってみたいという思いは、肌身離さず隠し持っていたみたいです。


ある日用事があったんでしょう、役所に行ったその時に『今やるしかない!』と思っちゃったんだなぁ。
その役所で取れる母の結婚前の戸籍をまず取ったはず。(記憶が定かではない)

次に母の父(私の祖父)の戸籍を『遡れるところまで全部』お願いしてみた。→出てきた!

祖父の名前は知っていたけど、その上の人の名前は知らない。(普通は知らない)
が、小さい頃に聞いたことがあったような。
與三郎さんといいます。
読み方は『よさぶろう』この時代にはよくあった名前です。
この名前を見たあたりから、なんだか不思議な感覚に包まれたというか、なんというか。


だっていちばん古い戸籍には知らない人の名前が沢山載っているんです。
この時代は筆頭者を戸主と言い、ひとつの戸籍に戸主の両親や祖父母、兄弟に甥姪、叔父や叔母、その配偶者や子どもまでもが入っていたりする、まぁ現代の人間が見るとびっくりするシロモノなんです。


それを見た日は大興奮です。
これが戸籍沼に落ちるキッカケでしょうか。



今思い出しても、『今だ!』と思って最初の戸籍を取ってみてよかった。
取ってみたから、そこからどんどん広がった。
遠い親戚がハワイやアメリカにいた。
沢山の親戚と繋がって、『オンラインいとこ会』をやったりして。


英語を話す人達とコミュニケーションを取るために、全く関心なかった英語学習を始めたり。
戸籍に飽き足らず旧土地台帳を請求しまくった。


明治時代が好きな上に横浜に住むクリスチャンとしては、開港直後の宣教師達のことも関心ありまくりです。


そんな好きなことをやっていたら、楽しくてしょうがないです。
難病になった自分に生きる意味があるのかないのか。
そんなことを考えながら、自傷に命かけてた3〜4年前の私が聞いたらビックリするでしょう。
とにかく自傷に一生懸命な私より、今の私の方がいいだろうな。
単純に楽しい!それがいちばんでしょう。