なぜ自傷してはいけないのか?
本当に自傷はいけないことなのか?
こんなことをたまに考える。
個人的にはいいこととか悪いこととか、そういう事柄ではないと思う。
何かの事情で、自傷しなければ生きている状態を保てない人にとっては大事な行為。
水や空気が必要なのと同じ。
生きるための努力。
自傷しなくても生きていられる大多数の人は、人の苦しみが生傷となって現れているのを見るのが辛いんだろうと思う。
例えば我が子が自傷をしていたら、その傷を見るのはとてもつらい。
我が子のもがき苦しむ姿が自傷として突きつけられるから。
ただ苦しんでいるだけなら、まだマシだと思う。
それを傷や流れ出る血で見せつけられたら、たまらない。
我が子のことでなくても、他人の苦しみがショッキングな形で可視化されてしまうから、耐えられないんだろうな。
だから、『自傷はしてはいけない』と言うんだろう。
見たくないんだろうな。
苦しむなら他人に分からないように、ひとりで苦しんでくれ、そういうことなんじゃないかな。
向き合うことが嫌なんだろうな。
自傷する人は、死なずに自分と向き合ってるんだ。
向き合っているというのは少し違うかもな、逃げられないから自傷という方法をとってるのかな。
私はそう。
逃げられないから、死ねないから自傷する。
まぁ今は自傷お休み中だけど。
発作的に薬を塗っただけ。
ほんとに自傷はいけないことなのか?