全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

子どもの気持ち

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いつの間にか子どもだった時間より、大人として生きてきた時間の方が長くなってしまいました。

「成人」という意味でなく、「親」としての時間も気付いたら20年経っていた。

そうすると日頃のニュースでもなんでも、親としての立場で見ることが多く、それは当たり前で自然なことだと思うけれど、子どもにとってはしんどいことが多いみたいです。




何を言っているのか分からなかったら申し訳ない。

例えば今まだ収束しそうにない日大タックル問題。

あの日大の選手が記者会見をすると知った時、実際にテレビで会見を見た時、同じような年齢の子どもを持つ親なら皆似たような感情を持ったと思います。




これが我が子だったら・・・




細かい感想は個人によって違うだろうけど、無意識に我が子だったらと考え、胸を痛めた人は多かったんじゃないかなと思います。

そんなシンプルな感想を、19歳の息子の前で言ってしまったからさあ大変!


「息子と他人を比べるのはやめてくれる!」


私は息子の言っている意味が分からなくて、しばしフリーズ。

少ししてから、私が記者会見した男の子を凄い!凄い!と褒めているように感じたのかなと思いました。

確かに「凄い」という言葉は使ったけれど、それは弁護士さんご両親どちらの発案か分からないが、20歳になったばかりの一般人である息子に記者会見させるという決断に対してであって、「君と比べてあの男の子の方が優れている」という意味ではないのです。

これも同じ年頃の子どもを持つ親なら、分かりすぎるほど分かる私の説明だと思います。

もはやあの選手が凄いのなんのという話ではなく、親として自分ならあの決断ができたか?という話なのです。




きっと息子も事の成り行きをテレビで見ていて、「あの選手スゲー」と思っていたのかもしれません。

そこで母親が「凄い」という言葉を発すれば、自分と比較されたとかよその子を褒めたとか、そういう解釈になるよなーと納得したわけです。

娘とも似たようなことがあって、近所で娘の同級生を見かけた話をしただけなのに、「聞きたくなーい!」と言われたっけ。

うちの子ども達より少し年上の女の子のブログをたまに読んでいます。

そのブログでも似たようなことが書いてあったのを思い出し、子どもの前でよその子どもの話は禁句なんだなぁと思いました。

単純に彼氏と話をしている時に、別の男性のことを褒めたりしたら・・・そりゃーいかんわなと。

性別を逆にしても同じことよね。

子どもの気持ち、私の読んでいるブログのお話とは状況が違うんだけれど、大体合ってるでしょうか?

(多分彼女が感じる他の子どもと比べるな!というのは健康な人と一緒にしないで、という意味が大きいと思っていますが。)