全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

初めての移動支援

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本当に毎度毎度、久しぶりのブログ更新はハードルが高いというか何というか。
何年か前のように、毎日更新していると楽なんですが。


今日は初めての移動支援で外出してきました。
今年、障害者手帳が3級から2級に上がったので、移動支援が受けられるようになりまして。
怪我をするのが嫌なので、あんまり外出したくないんですがねぇ。
せっかく月に15時間だけど使えるらしいので、有り難く使わせてもらおうということにしました。
とにかく外にはあまり出たくないんですが…


移動支援を使ってどこに行きたいかと言われても、思いつくのは美容室とか歯医者とか。
買い物というのもいいか。
1人ではなかなか行けない、ちょっと離れた場所にある大きなスーパー。
大きな駅にある百貨店もいいかもなぁ。
いろんなことを考えたけれど、よく考えたら行きたいところありました。
会いたい人か。


その会いたい人とは2015年の12月、脊髄小脳変性症と診断された私が家族より先に連絡した人です。
家族が後になったのは、単に時間の問題なんですがね。
病院で診断を受けたのは昼間なので(当たり前だ)、仕事中の人に聞かせる話じゃないと思ったから。


その最初に連絡した人とは、このブログの初期によく出てくる『車椅子のIさん』。
確かそんな名前で出てきたような。
Iさんは頸髄損傷の人です。
その人に、これから身体が不自由になっていく不安を沢山聞いてもらったのでした。


最初の1年は、当時の仕事をいつまで続けるかとか、新米障害者としていろんなことを教えてもらいました。
その後もたまにメールやSNSで連絡を取り合ったりしていました。


そして今日、障害者手帳の等級も2級になり、色々と変化してきている今の自分のことを報告しに行ってきたわけです。
今後新しくチャレンジしたいことについても、Iさんの意見を聞かせてもらって、とってもとっても有意義な時間になりました。
こんな難病になったことはアンラッキーだったけど、Iさんに出会えたことはラッキーなことでした。
難病になる未来のために、神さまが用意してくれた出会いだったのか?
(Iさんとの出会いは難病発覚の何年か前)
今日のお出かけは本当に良いものになりました。
初めての移動支援、無事に終わってよかったです。
私はまた外に出る気になるんだろうか…