タイトルの通り。
私の病気は進行性。
症状が進んでいけば、歩けなくなる。
手が動かせなくなる。
字が書けなくなる。
喋れなくなる。
口から食べられなくなる。
目が見えなくなる。
家族と意思の疎通ができなくなる。
私の身体は、なんだかよくわからない物体になる。
これは最悪の場合に考えられる私の未来。
どこまで行くかはわからない。
でも、どこまでも行く覚悟は、ぼんやりだけどある。
病気が判ってからの7か月で覚悟というより、諦めがついた。
諦めというのとも違うけれど、なるようになっていくものだと受け入れた。
こんなどうしようもないことを書くと、これを読んでいる人に心配をかけてしまうけど、たまにはこんなことも考える。
でも、こんな現実は平気だ。
今の段階では、まだまだ先の事と思っているから平気。
ただ厄介なのは、私は苦労しているとか、他人より重いものを抱えて生きているという変な考え。
生きていれば誰しも苦労はいくつもある。
他人に言えない苦悩もあるはず。
けれど、この世にあるどんな苦しみよりも、私の苦しみのほうが大きいと思ってしまう時がある。
今はこの病気になって時間が経っていないせいか、毎日感じている。
人に会うたび、自分の方が苦労しているだの、大きな苦しみを抱えているとか、高慢ちきなことを考えてしまう。
こんなことを思ってしまうなんて、他人には言いたくない事だ。
でも、これって人の深層心理なんじゃないかと思う。
このブログを読んでくれている人の中には、同病さんだったり、重い病気の人がたくさんいると思う。
だから、同じような気持ちになった事があるんじゃないかと思ってる。
どんな病気になった人も、こんな酷い病気ほかにはない!
この病気は特別大変だ!そう思ったことがあると思う。
誰よりも自分が大変なんだ!
多分、経験あると思います。
私は今、そんな思いの真っただ中にいます。
嫌だなと思いながらも、ずっと続くわけじゃないだろうなと、ぼんやり考えてる。
いつまで続くのか。
当然、私が世界で一番大変であるわけないのは、分かっています。
でもね、今は正気を保つために、こんな考えをしてしまう自分を許してあげようと思ってる。
ずっと続くわけじゃないだろうから。
この病気が、特別残酷なわけじゃないと、思えるようになるのはいつ頃なんでしょうね・・・