今日も診断直後シリーズです。
先日スマホの中の画像を遡って見ていたら、懐かしくて胸が苦しくなるものを見つけました。
今となっては懐かしさが大きいかな?
一番思い出深いのはこれ。

この写真を撮ったのは確か2016年の2月頃。
冷蔵庫の中には10個入り玉子が、なんと12パック(笑)
脊髄小脳変性症と診断されたのが2015年の12月。
それから毎週、普段通りに生協を注文し続けていたのです。
実際には家の中はお通夜状態で、料理なんて作れるわけがなかったのですが、明日こそは日常生活に戻そうと思っていたようです。
毎日そんな気持ちで過ごしていたので、来週こそは!の祈りを込めて普段通りに生協の注文をしていたのです。
そして溜まり続ける玉子たち。(笑)
2月の終わり頃になって、冷蔵庫が使いにくいと気付き、玉子のパックがわんさかあることが分かったのです。
一体いくつあるのか数えてみたら12パックですよ。(笑)
写真では7パック確認できるのですが、奥にもたくさん入っていました。
12パックだから、100個以上の玉子ですよ。
これを夫と2人で捨てました。
『一般家庭の冷蔵庫に100個以上の玉子って普通はないよねー、それを全部捨てるなんてもっとないよねー』なんて言いながらゴミ袋に入れました。
それだけの経験をしたんだよね、と。
今見ると当時の私達夫婦が可哀想に思えるんですが、それは物語の序章でしかない。(笑)
この記事の中にいくつか出てくる(笑)。
これが時間が経つということ。
希望があるでしょ。