今日は久し振りに星野富弘さんの「愛、深き淵より。」を読みました。
この本に出てくる患難という言葉、受け止め方が一年前とは随分変わったことに気付きました。
病気の診断を受けた二年前、病気に慣れてきた一年前、そして今。
私の中で病気の評価が変わってきたのです。
とんでもない病気になったもんだ、自分の苦労は一般的なものではないんだな、とか。
それはそれは大変な人生になってしまった、もう自分は普通の人とは違うんだ、特別な病気の患者なんだとか。
そんなことを考えていたような気がします。
この病気は特別残酷な病気だとも思ったし。
でも今思っているのはこんなこと。
これって普通の苦労だよね?
これこそ患難だと思っていたのにな、二年前は。
でも今はそうでもないなと、思えるようになりました。
受け止め方は常に変わるものだと思うけど、今は思えます。
こんな苦労は普通の苦労。(私の場合)
世の中には特殊な苦労ってあるから。
なにせ、他人に話せるしね。