全力疾走と午前4時

進行性の神経難病患者です。

マイルド虐待家庭に育った私

親の虐待で命を落とす子どものニュースを見るたび、大人として悲しくなり、自分の子ども時代を思い出すことがあります。

それは私が小さい頃から両親にされていたことが、虐待だったんじゃないかということ。

自信はないんだけど、あれは虐待だったかもしれないし、昔は普通の事だったのかもしれない。

自分ではよく分からない。



ただどういう親だったのかは、ハッキリ説明できる。

親に逆らうことは絶対許さない。

怒る基準がその時々で変わる。

だから子どもとしては、いつ怒られるかの予測がつかない。

だから毎日が黒ヒゲ危機一髪みたいな感じ。(笑)




ひとつ思い出す子ども時代の『お仕置き』に、あれはアリかナシかと考える事がある。

小さな頃からよく『お仕置き』として、押し入れに入れられていたのを覚えてます。

とても怖かった記憶があるけれど、子どもって学習するしなにしろすぐ慣れる。

明日まで押し入れに入れられるわけじゃないと気付くし、やっぱり慣れるから効き目がなくなる。

で、幼稚園に入った頃からは『お仕置き』は、家の外にある物置の中になった。

100人乗っても大丈夫なはずの物置の中は、扉を閉められると真っ暗。

あれはマジで怖かった。




そして回数を重ねるごとに、効き目が無くなる。(笑)

それ以降は基本的に、家の外に出されるという方法に変わりました。

中学生の時、天気が急に崩れて大雨が降ったことがありました。

友達と遊んでいて、凄い雨と雷に驚いたんだけど、まだ一緒にいたくてすぐに帰らなかったのです。

まだ昼間だったけど諦めて家に帰ると無視・・・

「まだ遊んでいなさい」と言われて、家に入れてもらえない。

その後どういう状況になったのかよく覚えていないけど、一緒に遊んでいた友達のお父さんがわざわざ家まで来てくれて、親に話しに行ってくれた。

多分、「こんな雨の中、うちの娘と遊んでいて申し訳ない、家に入れてやってください。」こんな感じのことを言ってくれてた気がする。

それでもダメで、しばらく友達のお父さんも雨と雷の中、私と一緒にいてくれたたのを覚えてる。



とまあ、このくらいは当時としては普通の事だったのかもしれない。

でも今から書く出来事はどうだったんだろう?

やっぱり虐待か?


雨と雷の中、締め出されたのは中学生の時の話だけど、今から書くことは小学4年生から6年生の間に親からされたこと。

基本的に親の怒り具合によるけれど、何かあれば家の外に出されることはよくあった。

それもやっぱり慣れるから効き目はそんなになかったと思う。

で、その頃母親の怒りがMAXになると、スカートとパンツを脱がされ玄関の外に追い出されるようになった。

そして全裸にシャツ1枚で1時間ほど放置。

家はマンションだったので、通りからもよく見える共用廊下でひたすら正座。

今の時代にそんなことをしたらすぐ通報してもらえるだろうけど、当時はそういうこともなかったな。

共用廊下なので、10分もすれば誰かに見られるわけで・・・

下半身裸で正座してる女の子を見てギョッとするけど、ただそれだけ。




やっぱりこの『お仕置き』の効き目は凄くて、親の言うことは絶対に聞こうと思いましたよ。

でもこの方法はさすがに、中学生になったらされなくなりましたが。

まだほかにもマイルドな虐待話は沢山あります。

マイルドかな?そんな言い方おかしいかな?

でもそんな言い方がちょうどいいような気がします。

私自身大人になってから、しかも30代になってから『あれは虐待じゃね?』と思うようになったくらいマイルドだったから。



ちなみに『お仕置き』の連鎖ですけど、難しいことだと思っています。

子どもが小さい時に私も何回かしたことがあるから。

子どもに言う事を聞かせる方法として、それしか知らなかったから。

2~3歳の息子を壁の前に立たせて、「いいって言うまで立ってなさい、座っちゃダメ」とやったことがあります。

その頃の私は、言葉で言って聞かせるだけでは『叱る』とは言えないと思っていたから。

子どもに何かを教える時は言葉で説明するのとセットで、苦痛を伴う『お仕置き』をする必要があると思っていたから。

方法を知らないって怖いことです。

でも実際に子育てをしてみて、『お仕置き』って恐怖心で子どもをコントロールすることじゃないかと思うようになり、自分が苦しくなった。

結果としては幼稚園に入る前にはそういうことをしなくなりました。

勿論、子育ては生まれた時から始まっていて、どこか一部分を無かったことにはできないので、3歳4歳までの親子関係がきっと今の息子との関係に影響しているだろうと思っています。

無自覚でしたこととはいえ、申し訳なかったと思っています。

ちょっと嫌な話だったけど、また書くかも!