「おっ、感動テレビ始まったよー」
リビングから娘の声。
夏の終わりの風物詩といえば24時間テレビ。
言い方から、娘はあんまり好きじゃないのかなーと感じる。
大っ嫌いという感じでもないけれど・・・
ちなみに私はどっちかというと好きです。
感動ポルノだとか毎年のようにいろいろ言われているけれど、必ずいくつかは見てよかったと思えるものがある。
特に自分が障害者になってからは、生きるヒントになることがところどころに散りばめられている気がします。
去年か一昨年の放送で、目が見えない女性が料理しているシーンがありました。
鮭か何かをフライパンで焼いていて、火の通り具合を知るため、直接魚に手で触れるというもの。
見ていて目から鱗というか、激しく納得というか・・・
色が変わっていくのを目で見えないので、直接触っちゃう。
それが必要ない人には思いつきもしないようなことだけど、必要な人には自然なこと。
形は違うけれど、そういう工夫というか開き直りは生活していく上で大事だなと。
こないだの「這ってでも生きる」に繋がる何かを私に見せてくれるので好きです、24時間テレビ。
とは言っても明日のあれは見ますよ。
24時間テレビの裏でやってる生放送、バリバラ!
今年も見るんだ!