娘の卒業式について書いた日もそうだったけど、真夜中に考え事をするのはよくない。
ましてやブログなんてもっといけない。
分かっちゃいるけど、自分の心の深い深い、奥底まで沈むことができるのはやっぱり静かな真夜中なんだ。
去年の暮れに息子から、ある漫画を読んでくれと言われました。
その漫画とは「進撃の巨人」なんですが。
絵も好きじゃないだろうし、全く興味もないだろうけど、それでも読んでくれと言われ、受け取ってしまった最初の三冊。
そうは言われても、息子の言う通りこういう絵はあんまり好きじゃないし読みにくい。
漫画と言えば「有閑倶楽部」が大好きで、よく読んでいました。
ああいう綺麗な絵が好きなんですよ。
あとはドンピシャ世代ではないんですが、「ベルサイユのばら」はアニメでも観たし、漫画も読みました。
まあ、どう考えても少女漫画しか読んだことがないのです。
なかなか読む気になれない「進撃の巨人」。
- 作者: 諫山創
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でもまあ読んでみました。
まだ三巻までしか読んでいないので、どんな話なのかなんとなくしかわかりません。
多分明るい話ではなさそうで、楽しい話でもなさそうで、暗めで辛そうな内容でずっといくのかなと予想しています。
そうやって興味ないと言いながらも、心に突き刺さるような言葉もあったりしました。
突き刺さるというか、そのページから目が離せなくなって、しばらくその言葉をどうするか考え込んでしまうほどでした。
少し考えて、その突き刺さった言葉を紙に書き留めておきました。
で、読むだけじゃなく声に出したらどうなるのかと思って、実際に自分で言ってみた。
私は強い
あなた達より強い
すごく強い
自分の声で、声に出して言ってみるとなにかこう、魂が震えるような変な感覚になります。
目で読むだけでなく、自分の言葉として発してみると全然違う。
本当に強くなった気がするし、これから待っている色々なことが乗り越えられることのような錯覚に陥ります。
不思議なんだけれど、声に出して「私は強い」と言っている時は、本当に強い私になっているんだと思います。
この言葉を知ってしまい、声に出して言うようになってから、日に一度くらい私は本当に強くなっている気がします。
変な話だけど「私は強い」と言い続けることで、こんな難病でも強く生きていけるんじゃないかと、思うわけです。
私は強い、強い、強い、強い、強い、強い強い強い。
自分に降りかかってきた患難は涼しい顔して受け入れられる、自分だけの試練なら乗り越えられる。
でも私の病気によって我が子の未来が暗いものになるのは、いくら私が強くても無理。
そんなものは直視できないと思います。
でも必ずそんなときが来ると思うので、その未来に近付くことがほんとうに嫌です。
時間が止まればいいのにと思います。
ほらね、支離滅裂になってきた。(笑)
私は強いはずなのに、ああ耐えられそうもない。
なら、もう寝なさい。
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