自分は結構、楽天的だと思う。
病気については、あまり先のことを考えないようにしてる。
考えたとしても、せいぜい1年辺り先のことまで。
まだまだ歩けるし、ご飯だって作れる。
できなくなったことに関しては、家族にやってもらうことで家の中はなんとか回っている、ように見える。
でも1年前、2年前、3年前と身体の様子を思い出せば、確実に症状が進行していると嫌でも実感する。
分かっちゃいるけど、現状維持はできない病気、だって進行性だもん。
順調に症状が進む。
身体がどんどん不自由になっていく、それが正常だという異常な病気。
歩ける距離が短くなったとか、休める場所がないと出掛けられないとか、厳しい現実が増えてくる。
5年後の私はどうしているのか?
8年後は?
10年後は?
20年後は?
もう何年も前に深夜のテレビを見ていて、お腹を抱えて笑ったお笑いのネタ。
としかく笑えるんだけど、泣きそうになる。
単純なんだけど、深い。
なにしろお笑いがそれほど好きじゃない私。
そんな私が、どんな芸人のネタより面白いと思えたもの。
最近また思い出して探してみたら、動画サイトで見つけた。
これを見たのは2013年のことらしい。
この時もう体は不自由になっていたから、多分無意識に伸ばしたアンテナに引っかかったんだと思う。
奇跡の1日いただきました~
この言葉がツボにはまったことを思い出した、やっぱりこの言葉が今でも一番グッとくるんだよね。
20年経っても歩いていたい私は、脊髄小脳変性症ではミステリー級と言われたいぞ!