生活と思考の記録

進行性の神経難病になり10年目。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

彼女は私の12親等!

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一昨日、羽田空港に行ってきました。
予想していたほど混雑はしていなくて、楽しめたと思う。
今回日本に来てくれた遠い親戚の一家に会えて、それはそれは楽しい時間になりました。


親戚とは?が気になり、ちょっと調べてみたところ、民法では6親等までが親族になるそうだ。
6親等だと『はとこ』まで。
彼女と私は何親等なのか?
私の母→祖母→曽祖父太喜蔵→高祖父捨松→五世の祖藤右衛門→その息子長右衛門→その息子兵右衛門→その息子茂→その娘えみ子→その娘アーニー→その娘→更にその娘が今回日本に来てくれた子。
さー、全部数えるぞ。
12親等か。数え方あっているよね。
気が遠くなる数字です。
通常こんなに数えませんから。


そんなに離れているのに、なんで血の繋がりがあると分かるのかと疑問に思う人もいるでしょう。
簡単に説明します。
私の祖母より上、アーニーより上の人達が一つの戸籍に載っているから!
現在の戸籍は夫婦と未婚の子どもだけが入っていますが、昔の戸籍は祖父母やおじおば、いとこに兄弟、孫などもみんな一つの戸籍に入っていたのです。
分家しなければいつまでも一緒の戸籍に名前が載ったままです。
そういうわけで私達の先祖の戸籍は総勢30人以上の名前が載っていた訳です。
人数多すぎです。


この中の兵右衛門さんが赤ちゃんだった茂さんを連れてハワイ移民になったという訳です。
当時は帰国するつもりだったのでしょうか、ハワイで結婚したり子どもが生まれたことも戸籍に記されています。
その後、ハワイで生まれ育った子ども達は自然にアメリカ人になっていったと。(アメリカ国籍だし)
そして子孫が増えていった。
そういう訳です。


ハワイに渡った兄と、日本に残った弟。
それぞれの子孫が150年経って繋がった、なんてロマンなんだ!
12親等の女の子とその息子13親等くん、羽田で撮った写真です。