全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

JICA横浜海外移住資料館に行った話

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先祖調査って奥が深い、というか終わりがない。
どこまでも調査範囲が広がる。


www.warasato.com
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ハワイに渡ったのは、私の高祖父の兄の息子。
どうやら奥さんとまだ1歳くらいの息子を連れて行ったらしい。
その当時1歳くらいだった息子の孫がアニーです。
この息子を仮に茂さんとします。

ハワイ移民について調べるならここに行こう

茂さんのことを調べるうちに、ハワイ移民のことをもっと知りたくなりました。
移民関係の資料館で有名なのは、山口県の『日本ハワイ移民資料館』です。
ここはハワイと名前がついているくらいなので、とっても行ってみたい!惹かれます!
でも横浜に住んでいる私には遠すぎます。 
けれどここ横浜にもあるんです、資料館が!
JICAの『海外移住資料館』が赤レンガ倉庫の近くにあります。
以前から気になっていたんですが、最近になってやっと行けました。


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行ってみて驚いたのは広さ!
多分展示物も多いはずです。
というのも資料閲覧室の予約を11時から入れていて、資料館に入ったのが10時半頃。だから途中まで見て閲覧室へ。
順路に従って見たんですが、30分でどれくらい見られたのか不明です。


資料閲覧室は要予約

今回の一番の目的は資料の閲覧。
ホームページに閲覧室の使用は予約が必要と書いてあります。
3開室日前までに電話かメールで予約が必要です。
ちなみに私は行きたい日の2日前に電話しました。
でも他に予約が入っていなかったそうで予約することができました。

当日の閲覧室では職員の方に、ハワイ移民について調べていること、名前やその人がハワイで暮らしていたことまでは判明していると伝えました。
そうすると関係のありそうな本を次々と持ってきてくれます。
ほんとに次々と。

閲覧室では万が一資料についてしまうといけないので、筆記用具は鉛筆しか使えません。
机の上にはあらかじめ鉛筆と消しゴムが用意されていて、栞として使う細長い紙も沢山持ってきてくれました。

ハワイで暮らした人達の姿が目に浮かぶ

まずはハワイの日本人名録から調べます。
100年位前のものばかりですが、いくつもありました。
微妙に年代が違うみたいでした。
名前と日本の出身県、職業が載っていました。
私は探し始めて早々に茂さんの名前を見つけられました。
ついでに茂さんの奥さんの、お父さんやお兄さんの名前も見つけました。
同じ地区に住んでいましたよ。
別の年代に作られた名簿では、職業が変わっていたりしたのも面白かったです。

他にも移民の歴史やハワイの邦字新聞も見ることができました。
事前にネットで調べた真珠湾攻撃の翌日のハワイ報知の社説も見れました。

ハワイに限らず、移民として海外に渡った親戚がいる人にはめちゃくちゃお勧めです!
Amazonで調べて読んでみたいけど高すぎるー!と諦めた本がわんさかありました。
もう幸せの極みです!




ランチは館内3階のポートテラスカフェで

私は午前中から閉館まで半日以上、資料を読み漁っていました。
お昼なんですが、資料館のひとつ上の階のポートテラスカフェで食べられます。
様々な国のお料理が食べられて、メニューを見ているだけで楽しいです。
私は茂さんの子ども達が日曜日はこればかり食べていたと言っていた『サイミン』を食べてみました。


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ハワイ移民のことを調べて、彼らが食べていたメニューを食べて、全てがお腹いっぱいです!ついでに何故かリーズナブル。
大きな窓からの眺めもよかったです。
こんな眺めのいい場所でランチしたら、倍の値段はするだろうな。


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Port Terrace Cafe
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-1 JICA横浜3F
r.gnavi.co.jp


駐車場はないが、近くに最大料金設定のあるところがあった

すぐ近くにあるこの資料館、場所は少し不便なところにあります。
ARINE&WALK YOKOHAMAというショッピングモールの駐車場がお勧めです。
1日の最大料金が1200円です。

日本人移民について調べてる人は行って損はない

そういうわけで、日本人移民について調べたい人にはとてもオススメです。
資料を見だしたら止まらなくなる可能性大なので、閲覧室の予約はまる一日とっておくのがオススメです。
高くて手が出ない本がいっぱいです。
私もまたなんとかして行きたいと思っています。