先日アニーから届いたメールには、こんな文章が!
勿論、わらさとの部分は本名ですが。
You could tell わらさとto call my brother in Japan.
この文章の下に電話番号も書いてありまして、しばらく茫然としてしまいました。
その後、何度も何度も読んでみましたが、この英文は私に日本にいる兄弟に電話をするようにと言っている…
前回書いた日本にいたハトコに電話をすることになった経緯はこういうことでした。
どういうことー?
日本に住んでいるそのハトコには、私から電話が来ることは伝えてくれてるんだよね?
そうだよね、いきなり知らない人から電話なんか来たら怖いもんね。
うん、きっと日本のハトコに連絡はいってるはず。
それはそれは緊張したけれど、勇気を振り絞って電話をかけてみましたよ。
結果は、まさかの事前連絡無しでした。
アメリカの兄弟から何も聞いていなかったようで、私はただの不審な電話をかけた人になってしまいました。🤣
最初に電話に出たのはご家族で、怪しさ満点の私に、『どういうご用件でしょうか?』とか『あなたはどなた?』という当然すぎる質問を。
当たり前です。
どの部分を説明しても、怪しさに拍車をかけるだけなので、今夏から先祖探しをしていてかくかくしかじかと一通りの説明をすることで、なんとかご本人に電話を代わってもらうことができました。
それで無事にご本人と話をすることができたわけですが、とても良い方で助かったというか救われたというか。
もう一度一通り説明をして、いろいろな話をさせてもらうことができました。
この方のおばあさんは私の大叔母にあたります。
事前にこの大叔母はクリスチャンだったかもという情報を得ていたので、そのことを確認。
するとクリスチャンだったのは本当で、ご家族みんなクリスチャンだということが分かりました。
大叔母が洗礼を受けた教会も判明しました。
なんでも結婚する前に洗礼を受けたそうで、恐らく関東大震災より前だったようでした。
一家でクリスチャンなわけでもない若い独身女性が洗礼を受ける。
しかもキリスト教が日本に入ってきて間もない頃に。
現代に生きる私だって、洗礼を受けることはとても大きな決断でした。
大叔母はどんな決意を持って受洗したんだろう。
昨日からそんな思いが頭を離れません。
大叔母が洗礼を受けた教会は当たり前だけど、150年位の歴史がある教会です。
私が簡単に行くことはできないけれど、自宅から遠くはないんです。
大叔母が通った教会に一度は行ってみたいと思います。
さっきの私が怪しい人になってしまった電話ですが、いろいろなことを教えてもらうことができて大収穫でした。
私は自分の怪しさを少しでも和らげようと、所属教会を明かしたんですが、先方も教えてくれまして。
お互いにそこ知ってますよーという会話もできてよかったよかった。
そのくらい近い場所に住んでいるということなんです。
こんなに緊張したのはいつ振りか?というほどでしたが、日本語が通じる相手で本当に助かりましたよ。