今年はコロナが終わらないことには始まらない!と思っていたらもう11月。
結局始まらないまま終わるようです。
あの緊急事態宣言のさなか、まさかの両手親指骨折。
以来、家の外に出て歩くという行為がそれはそれは恐ろしくなり、健常者だって外出しない時期に私が外出する用事なんてなく…
歩くことがどんどん怖くなり、このまま歩けなくなるんじゃないかと、ただただ怖いだけの数ヶ月を過ごしていました。
夏が過ぎて外出しやすくなり、歩いてみるとなんだか変。
上半身と下半身がバラバラになったような。
不安定な下半身に上半身を乗せただけ、のような感じ。
上半身を後ろに倒さないように前に傾けて歩く。
これっておばあちゃんの歩き方じゃないか!と悲しくなったりしながら、少しは以前の歩き方に戻るかなと淡い期待をしたりして。
その後距離は短いけれど連続して毎日歩くことで、かなり以前の歩き方に戻りました。
やっぱり私は若い!と思ったりしてます。
昨日も歩いたというのは、一歩踏み出す時の勇気になるものです。
間が空くとどうしても骨折の恐怖が蘇ります。
危ないから外出はやめたほうがいいんじゃないかと。
次の骨折が怖いから外に出ない、というのも間違ってはいないと思う。
でも、毎日歩くことで以前の状態に近づけたのは、我が事ながらあっぱれだと思う。
人間の身体は不思議だと思う、心もだけどね。