私は去年の11月から、教会に通ってます。
難病患者が神にすがってると言われるのが嫌で、あんまり話したくないことではあるけれど、最近ではどうでもいいと思ってる。
別に神様になんとかしてもらいたいなどとは思っていないし、病気自体は信仰でどうにかなるものではないから。
でも心の平安や心の強さは、信仰によって得られるものかもな~とは思うようになりました。
もう15年も前に近所に先天的な難病を持った赤ちゃんがいて、そのお母さんと話した時のこと。
とても難しい病気で、大人になるまで何度も手術をする必要がある赤ちゃんでした。
でもそのお母さんはこう言うんです。
「とても難しい病気だけど、私は信じている神様がいるから大丈夫なのよ。」
正直、意味不明でした。
無宗教で神様?なにそれ?だった私には、全く理解できない話だったから。
でも、教会に通い出し神様を信じるようになって1年。
あのお母さんの言ってた大丈夫の意味が分かるような気がする。
訪問看護師さんも言っていた。
「信仰を持っている患者さんは、総じて強い、とっても心が強い。」
みなさん信じている宗教は違うんだけど、強いんだそうで。
それもよく分からなかったけど、今はなんとなく分かる気がする。
信仰を持たずに生きていくこともできるだろうけど、何か欲しかった。
心のよりどころとなるものが欲しいと、1年前の私は言ってました。
弱いと言われても、私はそれでかまわない。