怒涛の二週間が過ぎ、少しだけ落ち着きを取り戻した気がする平日です。
この二週間の間には、私のことを知らない人の集まりに顔を出すという、ちょっとした冒険もしてみました。
初めましての場所は少しだけ勇気が要ります。
杖を持っている以外見た目が健康そのものなので、ちょっとしたやりとりで相手を困惑させてしまいます。
まあ、しょうがないんだけど。
今回も杖のことを聞かれてしまって、「足がお悪いの?」と。
少し前までは「聞かないでください~。」と答えていたけど、最近ではきちんと「病気です。」と言うようになりました。
大抵はそれ以上聞かれないんですが、今回は「そうなんですか。でもお元気そうだから、回復されたんですか?」と。
皆さん、私はなんと答えたらよかったんでしょうかー!
そうくるとは思っていなかったので、絶句してしまいました。
その人に悪気は絶対ないのです。
そんなことは百も承知ですが、回復という響きにやられてしまい、言葉が出ませんでした。
にっこり笑って聞き流せるようになったらいいのだけど、いちいちモヤっとしてしまう幼稚な私なのでした。
いつか、そういうやりとりが平気な私になれるんだろうか?