自分が「あぁ、障害者になったんだなぁ」と実感するのはどんな時か?
最初に実感したのは、障害者手帳申請のため主治医に書いてもらった意見書を見たとき。
肢体不自由の5文字
たったの5文字に、いろんな思いが頭の中を駆け巡りました。
当たり前だけど、まったく予想していなかった人生になりそうだと。
確か意見書の一番上に「肢体不自由」用といった感じで書かれてあったような。
実際に交付された障害者手帳にその5文字はないんですけどね。
(障害名は四肢体幹障害となってます)
でも「肢体不自由」ってインパクトありました。
それこそ24時間テレビなどでよく耳にした「肢体不自由」という響き。
その次に障害者になったことを実感したのは、交付された障害者手帳を区役所で受け取ったとき。
ちょっと手帳関連のことを書いた記事を載せてみたけど、退職手続きの関係で一日でも早く手帳が欲しかったんですよ。
申請してから首を長ーくして待っていたのに、あんなに待ち焦がれたのに、実際に受け取った手帳はなんて無機質なモノなんだろうと。
ほんとに貰っちゃったよ、これどーするの?
私は今日から正真正銘の障害者・・・
手帳を手に入れて、私の障害者人生がスタートしました。
40代前半まで健常者として生きてきて、ここからは障害者として。
とはいっても杖を持っている以外、全く健康そうな主婦に見える私です。
手帳を手にしたからといって、急にいろんなことが変わりだすわけではないんだなと思いました。
多分、障害者と健常者のあいだに引かれた線 その2に続く予定