前回の眼科受診の続きです。
小脳失調の症状の他に気になるのは目の症状。
とにかく普通にはもう見ることができない。
本気を出さないと本は読めない。
本気を出しても、外出先では見えないものが多い。
例えばバスの行先表示や、駅のホームのいろんな表示。
何番線にどこ行きが来るとか書いてあるあれ、あれが見えない。
普段から乗り慣れているバスや路線なら困らない。
なんて書いてあるか、大体見当がつくから。
でも全く初めての場所だったりしたら、無理!
私の目では本気出しても解読不能・・・
まあ、こんな目の状態なので、一度眼科にも行きたいなと思っていました。
でもかかりつけの眼科は嫌だー。
子どもの頃から行っている眼科で、こんな難病になってしまったとか、言いたくない。
緑内障だとも言われてしまったし、その上難病なんて、きっと気の毒にと思われてしまう。
そういうのが嫌で、眼科はずっと後回しでした。
その不安を前回の神経内科受診の時、やっと主治医に話せました。
すると拍子抜けするくらい簡単に、「ここの眼科に予約入れましょうか?」と言われ、その場で完了。
で、やっと先週、神経内科でお世話になっている大学病院の眼科を受診できました。
目が気になりだしてから、長かった。
検査に時間がかかって、最初から最後までで3時間ちょっとかかりました。
その日は1人で病院に行っていたんだけど、検査の為に瞳孔を開く目薬を使うと説明を受け、しばし悩む・・・
元に戻るまで3~4時間って書いてある。
瞳孔開いたら、私きっと歩けないよな、どうしよといろいろ考えたんだけど、問診の段階で先生が「それをやっちゃうと歩けなくなっちゃいますよね?」と言ってくれ、無しで検査をする事に。
なんだ瞳孔開かなくても、検査できるのねと、ホッとしました。
そのほかにも、診療明細に書いてある通り、色々な検査をしました。
で、最終的に眼科で言われたことは、「眼科的な病気はありません。」とのこと。
今の状態は脊髄小脳変性症によるものだということです。
まあ、そ~だろ~な~♪
特に治療するとか、そういう類のものではないんだな、分かっていたけどね、そうか。
で、ついでに凄いことも判ってしまった!
3年前かな?かかりつけの眼科で言われた、視神経が萎縮している&緑内障、これなんでもなかった。
視神経に萎縮はないし、緑内障の心配もありませんと・・・
どゆこと?
この2つのことで、3年近くどんだけ不安だったことか。
なんでもないとな!
あっそうですか、それならよかったと思ってしまえる自分にもビックリ。
とても心配だったことが、間違いだったと分かって、まあいっかと。
私ってやっぱり考え方がおかしいのか?
あのかかりつけ、大丈夫か?と地元で愛されている眼科だけに、そこにかかっている人が心配になってしまうけれど、知った事っちゃない!
私は大学病院で診てもらえてよかった、これでおしまいです。
きっとかかりつけと大学病院、どっちかが間違ってるんだろうけど、もうどうでもいいよと思ってしまう。
事実、視野の検査では問題ないから。
まあ、通常の視野は問題なくても、脊髄小脳変性症の症状として正面しか見えないんだしな。
この辺の話は、私以外の人には、で、結局あなたはなにがどう見えてるの?と不思議なことでしょうが、この妙ちくりんさが脊髄小脳変性症よねと。
最後に一番重要な、医療費の扱いのことです。
指定難病の医療証は使えたのか?読んでて気になっている方もいるかと思います。
結論から言うと、使えました。
帰りの会計で、眼科の分はどうなるか確認するのでと少し待たされて、使えると。
もし、緑内障なりの眼科的な病気が見つかった場合は、使えなかったんだろうなと思います。
あの医療証がどの範囲で使えるのか、少し分かり辛いけど、今回はよかったよかったということで・・・
眼科で払った金額、2割負担で1600円でした。
以上です。