先日「市川海老蔵にござりまする」を見ました。
その中で海老蔵さんが麻央さんの病状について話していました。
「3、4、5月月でダメだった。」とか「この夏は絶対無理だと思った。」と。
この言葉、私は酷いとか思わなかったんですが、なんだかもの凄い非難されてるみたいです。
頑張っている人に言う言葉じゃないとか、絶対治るって言うもんだとか。
家族にしか分からないんじゃないか。
私も病気が判った時、そういうことはありました。
これから私の病気の為に仕事を休んだり、ゆくゆくは介護が必要になっていくから、夫は会社や同僚に話したんですね。
妻が治療法のない難病になり、身体が動かなくなる、と。
そうしたら言われたそうです。
「何言ってんだ、世界中の医者が治らないと言ったって、お前だけは必ず治るって信じなくちゃ。」と。
「お前が治らないって諦めちゃ、奥さん可哀そうだ。」と。
あのぉ~、なにかドラマの見すぎなんじゃないですかね。
そういう信じれば叶う的な言葉って、やめていただきたい。
闘病記とかでありそうな話ですよね、家族が難しい病気になって沢山の病院をまわり、遂にはその病気を治せる医者を見つけたとか。
諦めなかったから治った!みたいなね。
そういうこともあるでしょうが、他人に言われたくない。
こういうことを言ってる自分に、酔ってはいないかい?と言いたい。
ほんとにテレビの見すぎ、アンビリーバボーとか好きなんだろね、そういう人。
だから絶対あきらめるなとか言うけど、ねえ。
なんでこんなにモヤモヤするのか?
いろんな気持ちは、戦っている家族にしかわからないってこと。
これを知っている人達は、ネットで海老蔵さん一家のことを批判したりしない。
だって戦ってるんだから。