明けました、残念です。
投票が終わって、テレビ各局がこぞって憲法改正について話題にし始めましたね。
もう気持ち悪いです、本当に。
選挙前から素直にテレビの言うことを聞いていた人は今頃?でいっぱいでしょう。
今回の選挙の争点は憲法改正だったわけです。
誰がなんと言おうと・・・
だって安倍さんはそれがしたくてたまらなかったんだから。
2007年の第一次安倍内閣の時に国民投票法を作ってしまいました。
憲法改正の国民投票で賛成票が過半数を超えれば国民の承認を得たことになる、なんて決めちゃってるんです。
過半数って有権者全ての過半数じゃないのがミソです。
投票に来た人の半分を超えればオッケー。
有権者の半分が興味ないと言って投票に行かなかった場合、大変なことになります。
もう興味がないとか、自分が行ったところでなにも変わらないとか言ってられないんです。
憲法改正は本当に悲願なんですね、安倍さんの。
昨日の池上さんの選挙特番で言っていましたね、安倍さん。
憲法改正は自民党の悲願 →みんな知ってるはず
改憲草案は示してあります →みんな読んだでしょ
選挙期間中には憲法改正について触れてないけど、改憲したいのは当たり前のことです。
憲法改正に賛成したから自民党に入れてくれたんでしょ?
そんなところでしょう。
はたして自民党に入れた人はみんな、改憲草案をダウンロードして熟読したのか?
多分していないと思います。
安倍さんはそんなこと分かっています。
どうせ国民はそんなもの読まないと。
だって誰が国民から基本的人権を取り上げようとしてる内容だなんて思いますか?
そんな想像するわけないです。
今回ばかりは自公はダメだと、いくら人に言われたって改憲草案を読んだりしないんです。
平和ボケしていたら読んだって気付かないかもしれない。
独裁国家は天使の顔で近付いてきます。
国民が身動き取れない状態になって初めて、独裁者の顔を見せてくれます。
そうなってからじゃ遅いんですけどね。
今のこの状態ってヒトラーの時代のドイツとよく似ていると、私は思いますが。
こんなことを書いても逮捕されないのは今のうちかも。