全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

あともう少し、この人たちの仲間でいさせてください

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今日も無事に働けましたー!
ほんとよかった。


今では毎回「これが最後になるかも」と思いながら働いています。
こないだ10日も休んだ時にぼんやり考えていたこと・・・


もう次回の出勤できないかも、このまま退職することになるかも



今回はなんとかまた仕事に行けるようになりましたが、この先はわからない。
最後だと分かっていたなら、なんて言葉があるけれど、いままさにそんな気持ちで働いています。



こうやって働けることに感謝。
感謝感謝言ってますけど、本当に感謝です。


周りの人にも感謝だし、今日も歩かせてくれたこの足にも感謝。
歩きやすいように味方してくれた天気にも感謝。
雨だと危ないからね。


そうそう今日は職場の男の子が嬉しいことを言ってくれました。
その子はいつも「(立ってるの)大丈夫~?」とさりげなく聞いてくれます。
今日は大丈夫~?の他に「危なかったら腕とか掴まってもいいからね~」と言ってくれました。


その子と数人の人は私が既に歩くのも危ない状態だと分かっているみたいです。
こんなことを言ってくれた人もいます。


「◯◯はいいよ、お花が綺麗だよ。あなたは向こうに着いたら車椅子に乗ってればいいのよ。ご主人に押してもらって・・・」


◯◯って公園みたいなところね、遊園地じゃないけど広い観光地。



なんてことも言われた。
だから確かめてみた。



「私がもう、歩くことも難しいって分かってるんですか?」と。



そしたらなんとも言えない表情で、ゆっくりうなずいてくれた。
ドラマみたいなシーンだった。
わかってるよって優しい表情。



次の瞬間私の涙腺崩壊!
分かってたんだ。知ってたんだ。
頑張って歩いてるし、なんとか働いてる。
でもいつもそばで働いている人は、私の状態を知ってくれていた。






ありがとう




この人たちに囲まれて、この職場で働けて本当に私は恵まれてました。
ただただ感謝です。
あと少し、もう少しだけ仲間でいさせてください。
また来週、出勤できますように。