先日同病さんのブログを読んでいたら、「3月9日」という内容の記事があった。
3月9日といったら当然レミオロメンで、レミオロメンといったら1リットルの涙に辿り着く。
あのドラマが放送されていた頃、私は関ジャニ∞のファンだった。
その頃はまだ関ジャニ∞の知名度は低くて、パソコンで「かんじゃに」と入力して変換すると「患者に」と出てきた。
それが今じゃ一発で正確に変換してくれる!
凄いよ、よく頑張ったよ~エイト、やっぱり大好きだ。
そうそう関ジャニ∞のファンだった私は、当然のことながらリアルタイムで観ていた。
1リットルの涙、とっても切ない話だった。
思い出したらまた観たくなって、某動画サイトで観てしまった。
・・・やめときゃよかった。
へ~こんな病気があるんだ。
こんな病気になっちゃう人がいるんだ。
とってもキツイな。
そう思っていた世界が、なんと今では私のいる世界になってしまった。
当事者となってから観た1リットルの涙、涙無しには観られない。
まだ10代の少女がこんな病気になってしまうなんて、本当に救いがない。
自分の娘がもしも発症したら・・・
想像するだけでも辛すぎる。
恐怖でしかない。
自分の将来も心配だ。
でもどこか他人事。
今心の底から心配なのは、子ども達のことだから。
私はこのタイミングの発症で本当によかったと心から思っている。
恋愛もした、結婚もした、出産も育児もできた。
主人公の少女が欲しかった未来を、私はある程度手に入れた。
それに子ども達の年齢もちょうどよかった。
あと5年早かったら、10年早かったら。
こんなふうに笑って毎日を過ごせなかったはず。
私は主人公が手にできなかった未来を経験してから、こっちの世界に来た。
未来を体験できてよかった。
さらに先の未来は想像もできないけど、そんなに悲壮感はない。
だってここまで恵まれていたから。
私にとってこの病気は悲壮なものじゃないはずだと、真剣に考えているこの数日間。
家族に言わせれば悲壮感たっぷりだそうだ。
すみません、コントみたいでしょ。(笑)
では未来の私から。