今日はTUBE前田さんの手術の日でしたね。
きっと手術は無事に終わった事でしょう。
ここ数日、このブログにも「前田 手術」、
「前田 喉」といった検索で訪問して下さる方が多いです。
私もそうですが、やっぱりファンは心配ですよね。
まあ、私は正直今は自分の心配でいっぱいいっぱいですが。
なので最近では前田さんのラジオも全然聞けていなくて。
今週のラジオ放送の翌日から、フェイスブックでは
前田さんを応援したり心配する書き込みが多くなりました。
なので私も久し振りにラジオを聞いてみました。
あ、ナックファイブのポットキャストですね。
あれは便利です、助かってます。
こちらですよ。
↓
FM NACK5 PODCASTING | ポッドキャスティング
聞きました。
この日は子宮癌の手術をしたというファンの方のメールから
前田さんの喉の手術の話、つんくさんの話に流れていきました。
ここで前田さんは何度もある言葉を言うんですよね。
「かける言葉がない」
これ、いいですね。
やっぱり50年生きてきた人です。
これ、ありがたいんです。
歌手であるつんくさんが、生きるために声を失った。
元気づけたい、思いやった言葉をかけてあげたい。
そう思うのは当たり前の事です。
でもそんな辛いことは、経験した本人にしか気持ちはわかりません。
というか当事者だけのものです。
他人が分かることなんてできない。
わからない人が、どんな言葉をかけるのか。
わからないのに無理すると、とんちんかんな言葉になってしまうんです。
善意で言ってくれてるのは分かるけれど、とんちんかん。
これが私が難病になって学んだことです。
それを前田さんはわかっていた。
なんとか言葉をかけたい、じゃなくて、
かける言葉がない。
私はホッとしました。
自分に言われている気がしました。
そんなわけはないんだが・・・
やさしさを感じました。
私も買いました。
読みました。
つんくさんの本。
- 作者: つんく♂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: 単行本
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去年の春、なんの前触れもなく突然に見た近畿大学入学式のつんくさんの映像。
衝撃を受けました。
声を失ってたった数ヶ月で言っていた言葉にも衝撃を受けました。
こんな僕だから出来ること、こんな僕にしか出来ないこと
なんで数か月でこんな心境になるのか、知りたいと思いました。
そこから今度は私が数か月。
とんでもない病気になりました。
ドラマみたいな人生になっちゃう。
本屋に並んでいる闘病記にあるような病気になっちゃった。
こんなこと、本当にあるんだな。
そんな告知後に本屋でこの本が目に入りました。
あの時気になった言葉。
その訳が知りたいと思いました。
つんくさんの決断、家族への思い。
買っちゃえ、読んじゃえ、泣いちゃえ。
もう、泣きましたよ。
そして最後は私も同じ思いでした。
文字にするとちょっと違うけど、きっと同じです。
まだまだ家族と一緒にいたい、どんな未来が待っているかわからないけど一緒にいたい、だから受け入れる。
ちょっと違うけれど、きっとおんなじ。