全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

落ち着かない日々は続く

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まだ心が落ち着かない毎日です。

昨日は日曜日なので教会へ。

礼拝後の午後、牧師先生と紺美さんのことをお話ししました。

お話しというかお喋りですね。

こじんまりとした小さな教会なので、いつもの私の定位置(座り心地の良いソファーがあるのです)でお喋り。

話の中に出てくる普通ではない単語を聞きつけて、何人かの人も加わって結局1時間以上もお話ししましたよ。

途中から私は聞いているだけだったんですが、紺美さんの決断をどうこう言う人はなく、ただ命の扱い方について穏やかな対話が続きました。

ちょっと涼しい午後のひと時、教会で安楽死について話す。

紺美さんの投げた石の波紋はここにも届きましたよと、少し嬉しい時間でした。




それにしてもこの難病を知らない人、紺美さんを知らない人の心にも、これだけの影響を与えたNHKスペシャル。

健康だった頃の彼女を知る人たちの心の動揺はどれほどだったかと胸が痛みます。

私だって杖をついて歩く姿は昔からの知り合いには見られたくないです。

たかが杖でも絶対に嫌です。

それでただでさえ狭くなった行動範囲が更に狭くなっているのです。(笑)

数少ないお友達には不自由な身体になったことを伝えられたようですが、全く知らなかった人達は驚き大変なショックを受けられただろうと思います。

みんなが彼女の決断を受け止めて、また歩き出せるように、日常に戻れるようにと思います。

お前もな!と自分にもね。