全力疾走と午前4時

進行性の神経難病患者です。できることは減ったけど、妻として母として毎日をアツクルシク生きてます。

3月9日、娘と私の小さな卒業式

3月9日、娘の卒業式でした。



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段々と卒業式が近づくにつれ、私が出席するかどうかきちんと考えなくてはいけなくなりました。

で、考えに考え、娘の気持ちも聞き、最終的には私も中学校へ行くことにしました。

本人がみんなと一緒の式には出たくないと譲らなかったため、卒業式当日の午後に小さな小さな卒業式をしていただくことになりました。

公立中学の先生をしている知人に卒業式のことを相談した際、なんとなく聞いてはいましたが、実際には想像以上に手厚くしていただきました。

まあ、びっくりするほどに、ね。




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小さな卒業式は、午後から。

会場は、普段教室に行けない子達が通う小さな教室で。

校長先生と担任の先生と養護の先生くらいの立ち合いで、こじんまりとしたものを想像していたのですよ私は。

いつもの教室の前に不釣り合いな大きななんて言うんでしょ、第○○回卒業証書授与式と書いた立て看板みたいなあれがデーンと。

大きな卒業式で使った後、こんなところまで運んでくれたんだーと、もうそこでウルッ。

教室の中を見て、更にウルッ。

小さな教室の壁に体育館と同じあの紅白の幕?あれですよ、あれがグルッと一周。

そんな小さな会場で小さな卒業式はありました。




静まり返った校舎に入ったときから、沢山の先生方が出迎えてくださって、その後の卒業証書授与の様子を見守ってくれていました。

多分ほとんど全員の先生方が小さな教室に集まってくれたようです。




頑張りようがなかった娘と頑張れなかった母親に、どの先生も「おめでとうございます」と言ってくださいました。

先生という職業は卒業式当日、口から発する言葉は「おめでとう」だけ、ただそれだけのことなのかもしれないけれど、想像していたよりも有難くて、泣きそうでした。




それからもうひとつ。

大きな卒業式(おかしな言い方だけど)で配布された式次第の中に、式の最中に歌う曲の歌詞が載っていました。

その日が3月9日だったので、思わず息を止めるようにして歌詞を確認。

もしかしたらあるんじゃないかと思っていた曲は、歌われなかったようです。

ほんの少しだけ、ホッとしました。





あの歌を卒業式で歌う学校は多いようですが、できれば止めてもらえたらなーと。

あの曲がどうやって世に出たのか。

残酷な難病を扱ったドラマで使われた曲だと、思い出してもらいたいものです。

確かに数は少ないけれど、その難病の当事者や家族がその場にいる可能性はゼロではないので。

お祝いの場であの曲は、全然めでたくないと私は思ってしまう・・・





と、話は3月9日のことに逸れちゃいましたが、卒業式というのは人生の大きな節目のひとつなんだと再認識しました。

娘のことで私に係わる沢山の方達から、これまた沢山の心配とエールをいただいたことに感謝し、まだまだ母親業を頑張ります。

4月からは娘は高校生になります。

あー、よかった。

感謝です。