全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

患難?そうでもないよと今は思う

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今日は久し振りに星野富弘さんの「愛、深き淵より。」を読みました。

この本に出てくる患難という言葉、受け止め方が一年前とは随分変わったことに気付きました。

病気の診断を受けた二年前、病気に慣れてきた一年前、そして今。

私の中で病気の評価が変わってきたのです。

とんでもない病気になったもんだ、自分の苦労は一般的なものではないんだな、とか。

それはそれは大変な人生になってしまった、もう自分は普通の人とは違うんだ、特別な病気の患者なんだとか。

そんなことを考えていたような気がします。

この病気は特別残酷な病気だとも思ったし。

でも今思っているのはこんなこと。




これって普通の苦労だよね?




これこそ患難だと思っていたのにな、二年前は。

でも今はそうでもないなと、思えるようになりました。

受け止め方は常に変わるものだと思うけど、今は思えます。

こんな苦労は普通の苦労。(私の場合)

世の中には特殊な苦労ってあるから。

なにせ、他人に話せるしね。