全力疾走と午前4時

脊髄小脳変性症の患者です

伊達に年をとってない

また数日振りの更新です。

例によって、出歩き過ぎました。

今週は日曜日の教会に始まって、月曜日に賛美歌の集会、木曜日には別の教会へ遠征(笑)、金曜日は聖書入門の集会と。

1週間で4回も外出してしまった、しかも全部教会がらみという。

激しい運動をしたわけでもないのに、疲れ果てて毎日の様に昼寝の嵐でした。

昼寝というか、睡眠の補給?そんな言葉あるのか・

まあそんな感じで、足りない睡眠を日中に補っていました。

そうするとブログも更新できない・・・。

そんな感じです。




で、本題なんですが、先日私がお世話になっている訪問看護事業所から、大きな封筒が届きました。

ポストに入っていたわけなんですが、その封筒を開けてみるとなんとビックリ、手作りのバースデーカード

本当に手作り感たっぷりのカードです。

二つ折りになっていて、おもてに私の名前が書いてあって、中を開くと手書きのバースデーケーキに色画用紙を切り貼りしたろうそく。

そしてケーキの真ん中には大きく44の数字。これいらない!(笑)

担当の看護師さんとPTさんからのメッセージ。





感想なんですが、とっても微妙。




ひたすら微妙。

勿論、自分のことを気にかけていただけることは、有り難いことです。

ですが、微妙でしかないバースデーカード。

こういう事業所の利用者さんは基本的には高齢者が多いから、その利用者さんに向けてバースデーカードを贈ったりしてるんだろうな。

私は高齢者じゃないけど、一応利用者だから、私にもくれたんだろうなと。



私はバースデーケーキの絵を描いた手作りのカードを、高齢者に贈るのは自然なことだと思っていました。

バースデーカードが届いて、それを見て喜ぶ高齢者、これ普通だと思っていました。

なんの違和感も感じることなく・・・

でも私はこの手作りのカードに違和感を感じました。

多分お洒落で綺麗な既製品のバースデーカードが届いたなら、違和感はほぼ感じなかったのだと思います。

それがスタッフの方が仕事として手書きで作ったバースデーカードだから違和感を感じてしまった、そういうこと。

なにがそんなに違和感だったのか?書いていて段々とその違和感の輪郭が見えてきたような。



うちには、そこの事業所の担当さんが来た時に書いてくれる報告書用のファイルがあります。

初回訪問の時にもらいました。

表紙にでっかく、私の名前と事業所の名前と連絡先が書いてあります。

これを受け取った時、何とも言えない気持ちになりました。

多分ヘルパーさんが入っている高齢者の方の家にもこういう連絡ファイルがあると思います。

それを40代の私が持っている、ああ、連絡ノート!

この病気になってから、いろいろな場面で疑似高齢者体験をすることが増えました。

連絡ファイルは、はぁと思いながらも受け止められたけど、バースデーカードは受け止められない・・・

たかがバースデーカードなんだけど、なんだか辛い。(笑)

あれ、もらった私がどんな気持ちになるか、考えてないよなきっと。

考えるはずないない、仕事だもんな。

とても気に入っている事業者だけど、ああ微妙。



医療や介護で高齢者に係わる人達は、高齢者に対して子どもに話しかけるような言葉遣いをする事が多いと、私は感じています。

実際、私もそういう対応をされたことあるし。

私には認知症になった人の心の中は分かりません。

もしかしたら認知症の人は、そういう言葉遣いをされてもよくわかっていないかもしれない。

でも介護を受ける高齢者は認知症の人ばかりではないはずで、その人たちもそうした扱いを受けている現実。

勿論そういう扱いに不快感をしっかり表わす人もいるんだろうなと。

でもそうじゃなくて、その扱いを受け入れる人もたくさんいるはず。

そういう高齢者は歳をとって丸くなったとか、穏やかになったとかじゃなく、単に若者の無礼を笑って許してくれているだけなのかも、と思ってしまった。

このバースデーカードごときでこれだけ悶々としている私、ああ、お年寄りってスゲー!と素直に思った誕生日でした。