全力疾走と午前4時

脊髄小脳変性症の患者本人が書くブログです。

本を読みたい!(あまりに品が無いのでタイトル変えました!)

  

本が読みたい!




この衝動が止まらない。
図書館や地区センターから借りてきた本が8冊。
買ってきた本も何冊か。
時間が足りないの、体力が足りないの、ついでに目が見えないなどと言いながら、実によくよんでいると思います。


去年の春ごろ、目の異常に気付きました。
横になってテレビを見ると、画面に映るものすべてが二重に見える。

これが老眼って奴かしら・・・
バカめ、そんな訳ないでしょう(笑)


その後、脊髄小脳変性症の告知。
あの老眼だと思いたかった目の異変、複視と言われる症状でした。


横になった時だけ現れる複視の症状。
最近では起きている姿勢でも現れます。
特に酷いのが前を向いたまま視線を落とした時。
これはしっかりと物が二重に見えます。


テレビのリモコンを操作する時によく気付きます。
リモコンが数字のボタンだらけで、どの数字を触っているのか分からなくなる(笑)


あと眼振
頭を動かした時に、眼球が小刻みに揺れます。
目が揺れまくっているので、ものがよく見えません。


大きなものは慣れてしまったし、あまり困らないけれど、本や新聞の文字は読めません。
無理に読もうとしたって、文字が踊っているようなものなので無理。


こんな私が本を読めるのは、体調がいい時。
複視は姿勢を工夫することでクリアできるけれど、眼振はどうにもできません。
普段でも本を読める日、読めない日があるのに加え、この進行性の病気。
目の不自由さがどこまで進むのか見当もつきません。


上手に歩けなくなった事、すらすらとしゃべれなくなった事。
これはしょうがないかと受け入れていけそうだけれど、本を読むこと。
これができなくなるというのは、今の段階では耐えられそうにないです。


最近図書館で思う事。
この世には、こんなにもたくさんの本があったという事。
どう考えてもそのほとんどを、私は読んでいないということ。


本にもいろいろあって、1000年も昔に書かれた本もあるし、100年位前のものもある。
書いた人はどんな思いで書いたのか、未来の人間にも読まれることを想像していたのか、などなど。
実に壮大な話じゃないか~!


1000年前の本を読むということは、1000年前の時代を生きた人と対話するという事。
ロマンを感じます(笑)


笑って頂いて結構です。
私は真剣です。
本なんていつでも読めると思っていたなら、本にロマンなんて感じないでしょう。


でも私は本を読む、文字を読むということがいつまでどれくらいできるか分かりません。
読むという身体の機能を取り上げられそうになって初めて読みたい欲求が出てきたのです。
文字が読める間に、少しでもたくさんの本を読みたいと本当に思います。