全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

人生の残り時間は分からない、だからいつからでもチャレンジしよう!

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私は発言小町をたまに見ているんですが、先日面白いトピを見つけました。
もうすぐ70歳になるおじいさんが、大型自動二輪の免許を取りたいという投稿でした。


もうビックリです。
ちなみに原付バイクも未経験だそうです。
今、発言小町を見にいったら、90件近いレスがついていましたが、ほとんどが無理だとかやめてくれといったものでした。
ま、しょうがないですね。


現実問題として、原付も乗った事がない老人が大型バイクを運転する。
どういう人かは分からないけど、怖いな~とは思います。
このレスを読んで初めて知った「とりまわし」という言葉。
大型自動二輪免許を持っている夫に、この言葉知ってるか聞いたら、バカにしてんのかと怒られました。
具体的にどういうものかわからないけど、あの重たいバイクを運転以外でも上手に扱うということなんでしょう。
違ってたりして・・・


実際にその人が教習所に行って、免許取らせてもらえるかは分かりませんし、結果はそんなに興味ないです。
ただ70歳でも、これから難しいことにチャレンジしようという姿勢が凄いと思いました。
まだ人生が続いているんですからね。



何となくですが人って、自分の人生を都合よくイメージしがちですよね。
自分は病気やケガをせず、健康なまま老後を迎える。
これってほとんどすべての人に共通した、未来予想図ではないかなと思います。
途中で病気になって働けなくなったり、ましてや死んでしまうなんてことは想像しないのが普通です。


そして年齢が上がるたびに、その先を人生の残り時間と考えるようになります。
それとともに、これからできることできないことを残り時間に応じて考えます。
70歳から大学に入るとか、70歳から免許を取りたいとか、考えないのが一般的だと思います。
それってディズニーランドの閉園30分前になってから、すべてのアトラクションを回ろう!に近い考えかもしれません。


でもね、本当にそうかなと思うんです。
ディズニーランドは閉まる時間が決まってる。
だから無理なものは無理です。
でも人生の正確な残り時間は誰も知りません。
大体の残り時間を知っていても、その通りになるとは限りませんし。


だからもしかしたら70歳の先に、まだ25年の時間があるかもしれない。
誰にもわからないこと。
勿論70歳で大型自動二輪、これはさすがに無しだと思うけど、やりたいことはどんどんやったほうがいいと思う。
命ある限り、遅いってことは無いと思います。


私もやりたいことがいっぱいあります。
先日も書いた通り、まずは福祉住環境コーディネーターの勉強です。



www.warasato.com



難しいけど、これからの私にきっと役に立つ知識だと思うから。
その他にも気になっているものがあります。
それはケアマネジャーの資格。
この資格を取っても、それで働くことはきっと無理。
でもそのうちお世話になるケアマネジャーさん。
せめて同じ知識だけでもほしい、そう思ってしまいます。


難病になってからわずかな時間しか経っていないのに、知らないこと複雑なことが多くて、日々知識欲が高まっていきます。
この勉強したい熱は、私の人生始まって以来のものです。
もうすでに自由には動かせない体だけど、まだできることはたくさんあるんです。
完全にできなくなったことはまだ数えるほど。
私にはまだまだ時間がある。
もしかしたら、ラッキーなことに20年後も自力で歩けてるかもしれない。
そんな人もいると聞いたことがある。
未来のことは分からないから、やりたいと思ったことはやっていこう。


思ったより複視が進んでるのか、文字が読みにくくなってきたから、勉強するなら絶対今!
体力もなく生産性が下がり、1日でできることがぐっと減りました。
しっかり寝たら明日の朝は元気いっぱい!(なはずないけどね)
もっと勉強がしたいです。
毎日、明日が来るのが楽しみです。
そして今日はもう疲れました~。