全力疾走と午前4時

進行性の神経難病になり8年目くらいだったはず。先祖の戸籍を取ったり、気になる土地の歴史を調べています。

残念なんだから残念なんだよ

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なんでみんな私を励まそうとするんだろう?

なんで元気出して、みたいなことを言うんだろう?

そんな事を言われると、「ありがとうございます」って言いながら、

心の中で「キャーーーーーーーーーーー!!」って、狂いそうな悲鳴を上げています。





みんな善意で言ってくれているんだ、そう思って聞いています。

まさか自分の言葉で、私が発狂しそうなほどの思いをしているなんて思っていないはずです。

でもね、やめてください。

ただでさえ傷ついています。

弱っています。

ハゲもできました。

私を心配してくれるなら、これ以上苦しめないでください。





病気の事を知っているのに、そのことに一切触れない人がいます。

とっても有り難いです。

その人といると、とっても安心します。

この人は私を傷つけることはないと分かっているから、怖くない。

励まそう元気づけようと思っている人と一緒にいると、とってもドキドキします。






昨日も「あんまり変な風に考えない方がいいよ。マイナスに考えていると、本当にそうなっちゃうから。」

もうね、事務的に「ありがとうございます」と答えるだけ。

でもうちに帰ってきて怒りがこみ上げてくる。

変な風ってなんだろう?

きっとあなたの思う変な風が、私の未来だと思うんだけど。

どう考えたところで、私の未来は変わらないと思うけど。

なんであなたにこんな事言われなきゃいけないの?

なんであなたは私を傷つけるの?






この感情って病気に限らず、人生の中で突然やってくるアクシデントに見舞われた人がよく経験するものじゃないかと思う。

きっと人生にはよくあることに違いない・・・






でも昨日はこんなことを言ってくれる人もいた。








「・・・残念だね。」









なんて優しいことを言ってくれる人なんだろう。

そうなの、私は残念なことになっちゃったの。

それを一緒に「残念だね」と言ってくれる。

残念な私の気持ちをそのままOKと言ってくれた気がする。

励まそうとする人は、残念だと思っている私を否定することを言う。

なんでよ?

残念なんだから、残念なんだよ。

それをそのまんま受け取ってくれる人がいて救われた。